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「衣食住は驕る必要なし」明治〜昭和の炭鉱主

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福岡県有数の観光名所、太宰府天満宮の参道の突き当たりに

一対の石灯篭(とうろう)が立っています。

灯篭の中ほどあたりに

「原田茂子 自戒七則」という銘文が彫られておりまして、その1つに

「衣食住は驕る(おごる)必要なし」とあります。

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灯篭には「原田茂俊、妻 澤、娘 茂子」の名前が彫られており、

原田茂俊は明治29年(1896年)に嘉穂炭鉱という炭鉱を開坑した人物のようです。

建立は昭和37年と彫られていますので、おそらく娘の茂子さんが炭鉱主であったご両親のお名前とともに寄付されたのでしょう。

きっと事業で大成功をなされた一家だと思うのですが、どのような自戒が掘られているのか気になり、読んでみたところです。

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「衣食住は驕る(おごる)必要なし」

この石灯籠が建立された昭和37年に比べても、

現在の私は、「衣・食・住」全てにおいて格段に恵まれた状態にあるのは間違いありません。

夏は涼しく冬は暖かい家の中で、快適な新素材の服を着て、栄養価の高い食事をお腹いっぱい食べられて、、、

本当に有り難いことだなあ、としみじみ思ったところでした。

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他の自戒には、

「毎年智見を拡め世運に後れざること」

という1則もありました。

勉強し続けることも大事ですね!

自戒七則には、他にも面白い内容がありましたので、太宰府天満宮にいらっしゃる機会があれば是非ご覧ください。

以下に写真を掲載しておきます。

もう片方の石灯籠の下に同じ文章が彫られています。こちらの方が見やすいです↓

今年は「モノ消費」から「コト消費=経験」にシフトチェンジしたいと思っています!