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みんながインフルエンザにかかると、洗濯物が激減することに気づいた話

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家族の中で、インフルエンザが広がっています。

私は幸いにも発熱はしていませんが、関節が痛く、腰も重く、体全体がだるい状態です。

多分、体の中でウイルスと必死に戦っているのだろうな、そんな感覚があります。

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それでも、毎日の家事は待ってくれません。

いつものように洗濯機に洗濯物を入れようとした時、ふと手が止まりました。

「あれ、今日やけに少なくない?」

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よくよく考えてみると、理由はとても単純でした。

家族は全員、自宅待機。

外出しないので、基本はパジャマだけで一日が完結しています。

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普段なら、帰宅後に外出着から部屋着に着替えて、

さらに寝る前にはパジャマに着替えて。

気づけば一人で何着も使っているのが日常でした。

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それに比べると、今は驚くほど洗濯物が少ない。

正直なところ、家事としてはかなり楽です。

「みんながインフルエンザにかかっても、悪いことばかりじゃないんだな」

そんなことを、洗濯機の前で思いました。

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そして、もうひとつ思い出したことがあります。

コロナの感染が広がる前は、こんなにも神経質に洋服を洗ってはいなかったということです。

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いつの間にか、着替えの回数も、洗濯の基準も変わりました。

オンラインミーティングは当たり前になりました。

ニュースタンダードが定着する一方で、以前のスタンダードは、少しずつ記憶の奥に収納されています。

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当たり前だと思っていた日常は、環境が変わると、こんなにも簡単に姿を変える。

洗濯物の量ひとつで、そんなことに気づいた出来事でした。

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今年は「モノ消費」から「コト消費=経験」にシフトチェンジしたいと思っています!