「暗黙知」という言葉があります。
やっている本人は自然にできているけれど、いざ言葉にして説明しようとすると難しい知識やコツのことです。
料理には、まさにこの「暗黙知」がたくさんあるなあと感じます。
.
たとえば、食材の切り方や置き方。
フライパンや鉄板に入れるタイミング。
火加減の見極め。
やけどをしないための立ち位置や道具の持ち方。
こういったことを一つひとつ言葉で教えるのは、実はとても大変です。
.
最近、ニトリのホットプレートを買いました。
それ以来、休日の朝は家族でホットプレートを囲むのが恒例になっています。
目玉焼き、ホットケーキ、ホットサンド、フレンチトースト。
どれもシンプルなメニューです。
.
でも、その中にたくさんの学びが詰まっています。
材料をどんな順番で置くのか。
焼きすぎないように、どのタイミングでひっくり返すのか。
熱いプレートにはどう近づくのか。
私は特別な説明をしていません。
それでも、子どもたちは横でじっと見ています。
きっと何かを感じ取り、少しずつ吸収しているのだと思います。
.
我が家のキッチンは狭く、普段は子どもと一緒に立つのが難しい環境です。
でも、ホットプレートならリビングでみんなが同じ目線で料理できます。
自然と会話も増えますし、「見て覚える」時間が生まれます。
.
高価な調理器具ではありません。
それでも、休日の朝のホットプレートは、料理の楽しさと「言葉にしにくいコツ」を伝えてくれる場になっています。
.
ニトリのホットプレート。
思わぬ副産物は、家族の時間と、ゆるやかな学びでした。
.
今年は「すでに持っているもの」を、愛着を持って使い倒します!