日本は国民皆保険制度があるので、医療費を全額自己負担することはほとんどありません。
そのため「病気になってから病院に行って治療を受ける」という考え方が、わりと一般的になっているように思います。
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身近な人と話をしていて驚いたのですが、中には「1年に1回どころか、もう何年も健康診断も受けていない」という方もいらっしゃいました(汗)
専業主婦の方でしたが、職場で強制的な受診の機会が無いと、案外そういうものなのかもしれません。
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一方で、以前アメリカの医療事情について本で読んだことがあります。
アメリカでは健康保険に加入するのも大きな出費ですし、無保険だと医療費が日本では考えられないほど高額になるそうです。
コロナで集中治療室に入ると、一度で数千万円かかることもあるとか……。
まさに重病=一撃必殺で即破産、という世界ですね(汗)
そんな背景もあって、アメリカでは「病気になる前に予防する」という考え方が当たり前だそうです。
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医療が進歩した今でも、すべての病気が治るわけではありません。
だからこそ、病気になる前に予防をすることが、寿命を延ばすこと、自分の持ち時間を延ばすことにつながります。
こうした話を見聞きして、私も「予防医療にもう少しお金をかけた方がいいのかもな」と思うようになりました。
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私は毎年人間ドックを受診していますが、最近気になっている追加の検査が2つあります。
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まずひとつ目は大腸カメラ。
胃カメラの大腸バージョンですね。
大腸がんの早期発見につながります。
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大腸がんの約半数は症状が出ないまま発症するそうで、よくある便潜血検査では発見できないケースもあるとのこと。
50代から発症数が急増するそうで、40代からの大腸カメラ受診が推奨されているようです。
実は私、20代の学生の頃に一度だけ受けたことがありますが、当時であってもそこまで苦しい記憶は残っておりません。
胃カメラみたいに「おえっ」となりませんし、むしろ楽かもしれません。
この歳になったら、検査程度では羞恥心も別にありませんし(笑)
穴開きパンツを履かせてくれるので、そんなに恥ずかしくもなかったです。
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そしてふたつ目はリアルタイム血糖値測定キット。
最近話題?のこちらです↓
(センサーだけ買えば、スマホにBluetoothで接続してモリタリングできるようです)
私はHbA1C がやや高めなのですが、治療が必要なレベルではありません。
自費にはなりますが、1万円以下で買えるとのことで、試してみたい気持ちが強まっています。
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そんなわけで、これからは「治療費」ではなく「予防医療」に少しお金を回してみたいな、と考えています。
未来の自分への投資だと思うと、前向きに取り組めそうです。
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今年は「モノ消費」から「コト消費=経験」にシフトチェンジしたいと思っています!