お昼の散歩は、季節の変化をいちばん身近に感じられる時間です。
同じ道を歩いているはずなのに、景色が少しずつ変わっていきます。
.
道ばたの草花がやわらかい色になり、あちらこちらで蕾がふくらみ始めています。
「あ、ここにも小さい春」と、思わず足を止めてしまう瞬間。
.
春が近づくのはやっぱりうれしいものです。
空気もどこか軽くなって、気持ちも少し前向きになります。
.
でもその一方で、冬が終わってしまうことに、ほんの少しだけ寂しさも感じます。
春の次は、あの暑い夏がやってくるのか……と、つい気が早くなってしまったり。
.
それに、花粉の季節も控えています。
暖かくなるのは歓迎ですが、素直に喜べない理由もあったりします。
.
大好きな革靴も、冬の澄んだ空気のほうがしっくりきます。
気温が上がると、少し出番が減ってしまうのもさみしいところ。
.
うれしい気持ちと、ちょっとした名残惜しさ。
そんな気持ちの揺れを味わえるのも、季節があるからこそですね。
日本の魅力です。
.
だからこそ、散歩はお気に入りの習慣になっています。
歩きながら、季節と一緒に自分の心の変化も感じられます。
.
明日はどんな小さな春に出会えるでしょうか。
散歩中に、またひとつ、新しい景色が見つかるかもしれません。
.
今年は「すでに持っているもの」を、愛着を持って使い倒します!