下記の本を紹介されて、早速手に取ってみると、
とても面白く、大変な刺激を受けました。
ご紹介いただいた方に深く感謝いたします。
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まず、印象深かった文章を引用します。
私たちは生きている限り
「食べる」ことから逃れられません。
離れることなく常に関わる「食べる」は、
どう生きるのかという姿勢に直結し、
人生の土台や背景となり、
人の姿を明らかにします。
確かに、生命維持の根幹となる「食べる」が
気を抜くとすぐにおろそかになってしまうな、
気を付けないといけないな、と、うなずきながら読みました。
文化やヒトの進化、一汁一菜の具体的な実践方法などが丁寧に説明されており、
読んでいると「料理を作りたいなあ、次はどんな素材を使おうかなあ、
…なんだかお腹が空いてきたなあ。」とお腹が鳴りました(笑)
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私なりに、内容を思い出しながら要約すると、以下のようになります。
▶ 家庭料理(毎日の食事)は、レストラン等(外食)の華やかな食事の真似をするものではない。
▶ 家庭料理は「具だくさんの味噌汁、タンパク質(味噌汁に入れても良い)、ご飯」だけでよい。
▶ このように簡単な「一汁一菜」でよいから、できるだけ自分で作って食べなさい。
▶ 「一汁一菜」を続けることで、
・自分の体を思いやるようになり、
・家族を思いやるようになる。
・食材の産地に思いを馳せるようになり、
・土地や環境、未来につなぐ地球に思いを馳せるようになる。
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振り返って我が家の食卓を見てみると、、、
いつの間にか一汁一菜になっている!!
象印の電気調理鍋で、汁ものを1品、
ニトリの電気圧力鍋で、タンパク質のおかずを1品、
これに、以前はご飯、最近はうどんです。
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家庭料理は、華やかで美しい料理ではない。
盛り付けにこだわる必要もない。
ただ毎日、淡々と続けていけばいい。
そう思えました。
そして、私の作っている適当な食事でも、
意外と皆様の参考になるのでは?と思い直したところです。
よそのお家の食事って気になりますよね??
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という訳で、恥もなく
我が家の夕食や、私が1人で食べている昼食も、このブログに掲載していこうと思います。
「こんな適当な自炊でもいいんだ」と、見ていただいた方に勇気や安心感を持っていただけるかなと考えたからです。
上記の土井さんの本にもありましたが、
SNSなどで華やかな料理写真が沢山掲載されると、
それが「世の家庭料理の普通」になり、
「自炊したいんだけど、あんなにできないし」
という負の感情を持ってしまうかもしれません。
家庭料理のハードルが上がり過ぎているんです。
土井さんは「毎日、味噌汁とおかず一品でよい」とはっきり書かれています。
自動調理器を使って、一汁一菜で、毎日味噌汁で、全く問題ありません。
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という訳で、私の昨日の昼食がこちらです。

※茶碗は大好きな物を使いました(笑)
だいたい昼食は1人で食べますが、
前日夕食の「汁」の残り物に、適当なタンパク質を添えます。
前日の「汁」は、トマトパックをベースに、大根、ぶなしめじ、白菜、冷凍えだまめを入れて煮込んだものです。
象印の自動調理器で作りました。
タンパク質は、鶏レバーをニトリの電気調理鍋で水煮したもので、
調味料は加えず、素材の味をじんわりと楽しみます。
これからも我が家の「自動調理器で一汁一菜」を掲載したいと思います。
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今年は「モノ消費」から「コト消費=経験」にシフトチェンジしたいと思っています!