旅行といえば、ご当地グルメを楽しむ時間。
そんなイメージがありますよね。
でも私は、旅先で珍しい料理を食べたいという気持ちが、実はあまり強くありません。
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むしろ恋しくなるのは「栄養バランスの良い食事」。
ところが、観光地でバランスの良い食事を探すのは意外と難しいものです。
スーパーの惣菜を組み合わせても、どうしても野菜やタンパク質の量が偏ってしまいます。
するとつい、生野菜や生肉のコーナーを見て
「この肉と野菜、サッと料理できればいいのにな…」
という気持ちが湧いてきます。
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きっとこれは、日頃の“自炊習慣”が身についてしまったから。
電子レンジでチンするだけの簡単な調理でも、立派な自炊です。
だから旅先でも
「電子レンジに入れられるタッパー、持ってくればよかった…」
などと思ってしまいます。
なかなか特殊だと自覚しています(笑)
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そして帰宅して、いつものキッチンでいつもの自炊。
特別な料理ではなくても、これがいちばん落ち着きます。
慣れた道具で、慣れた手順で作るごはん。
それだけで「ああ、家っていいな」と思えるから不思議です。
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旅は非日常を味わうものですが、
日常に戻ってくるときに感じる“自炊の安心感”も、また旅の醍醐味なのかもしれません。
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今年は「モノ消費」から「コト消費=経験」にシフトチェンジしたいと思っています!