ここ最近、ふとした瞬間に思うのです。
「この方の人件費は、どれくらいなんだろう」と。
.
スーパーの店員さん。
配達業者さん。
飲食店のスタッフさん。
床屋さん。
お医者さん。
子どもの先生方。
.
毎日の暮らしは、たくさんの“人の手”で支えられています。
以前はそこまで意識していませんでした。
でも最近は、サービスの裏側にある「時間」や「労力」に自然と目が向くようになりました。
.
中には、「こんなに丁寧に時間を使ってもらって、きちんと報酬は確保できているのだろうか」と、少し申し訳ない気持ちになることもあります。
けれど、その視点を持つようになってから、相手の時間を大切にしようと思うようにもなりました。
サービスに対する感謝の気持ちも、前より深くなった気がします。
.
先日、地方のディスカウントスーパーに行きました。
農村地帯にあるお店で、おそらく都市部より賃金水準も高くはない地域だと思います。
.
そこで、思わず立ち止まりました。
山のように並んだペットボトル飲料。
そのすべてが、きれいに前を向いていたのです。
ラベルがぴしっとお客さんの方を向いて整列している。
.
「すごいなあ」と、思わず声が漏れました。
その一つひとつに手をかける姿勢。
お店の心意気のようなものを感じました。
自分はここまで丁寧な仕事ができているだろうか。
そんな問いも、自然と浮かびました。
.
人件費や報酬という現実的な話とは、また別の次元で、
誠実に仕事をしている人がいる。
そんな様子がよく分かりました。
そのお店が繁盛して、従業員の方々の報酬にもちゃんと還元される。
そんな良い循環が回っていけばいいな、と心から思いました。
.
「人件費はいくらだろう」と考える癖は、少し現実的すぎるかもしれません。
でもその視点が、誰かの時間を大切にする気持ちにつながったり、
誰かの仕事と向き合う姿勢に気づけるきっかけになるのなら、悪くない変化なのかなあと思いました。
.
今年は「すでに持っているもの」を、愛着を持って使い倒します!