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86歳の著書が振り返る、人生の幸せとは

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本日は読書感想文です。

図書館で何気なく手に取った本。大当たりでした。

著者は86歳、元々は大学教授だった方だそうです。

人生経験の長い大先輩のお言葉には、

大いに耳を傾ける価値があると感じています。

こうしてご自身の経験談、体験談を取りまとめてもらえると、
今後の人生について参考になります。

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以下、本書より引用です。

普通の人間にとっての幸せというものは、

(中略)そのような親しい家族、親族、そして子供や孫などとのふれあいにある

ということなのではなかろうか。

(中略)

この歳になってみると、凡人の生き方の真実というものは、

そこにあるように思えてならなくなった。

凡人にとって家族生活の幸せこそが、即、人生の幸せなのである。

私は、人生における腹の底からの幸せ感は、

子供を持ち、孫を持つようになって初めて体験することができた。

(中略)

この歳まで生きてきた私の、まごうことなき魂の実感なのである。

人生の大半をお一人で過ごしたという著者のお姉さん。

そのお姉さんが、晩年、「人生で一番幸せだったこと」を話してくれて教わった、とのことです。

また、お偉い方々から誘われる美食も確かに良いものだが、

それとは比べ物にならないほど楽しく、幸せなのは

子供や孫と行くファミリーレストランでの食事、

という内容もありました。

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この内容に私も「うんうん!」と大きく頭を振りながら同意しました。

最近は、家族全員で食卓を囲んで朝食と夕食を食べられることに、とても大きな幸福を感じています。

特に休日の朝食などは格別です。

時間を気にせず、家族でゆっくりと朝食を楽しむ。

窓の外からは鳥のさえずりが聞こえる。

本当に素晴らしい時間です。

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本書では、86歳の著者が含蓄一杯にご本人の体験や思考を語っていらっしゃいます。

きっと様々な気づきがあると思いますので、よろしければいかがでしょうか。

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今年は「モノ消費」から「コト消費=経験」にシフトチェンジしたいと思っています!

そろそろ母の日ですね。