「あれ?ご飯が炊けていない…?」。
コンセントは入っているのに、液晶画面がつかない。
よく見ると、コンセントの根元が破れているではありませんか。
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その日は突然やってきました。
とうとう壊れたか、という寂しさと、
24年も使い切ったという達成感。
この2つの感情が入り混じった、なんとも言えない気持ちでした。
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「今までありがとう」と、家族みんなで感謝を込めてゴミ袋へ。
改めて思いました。
日本の電気メーカーって、本当に長持ちする素晴らしい製品を作りますね。
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さて、新しい炊飯器をどうしようかという話に。
夫婦で「炊飯器に求める機能」をリストアップしてみると、
・お米が炊ける
・小麦粉でパンケーキが焼ける
この2つだけで十分という結論に至りました。
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最近の炊飯器は、多機能で高性能なものが多いですが、
実際は使わない機能も多いんですよね。
「どうせ使わないなら、シンプルでいいか」と自然に思えました。
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すると妻が、「ニトリの電気圧力鍋でもお米炊けるんじゃ?」と一言。
たしかにね。
試しにやってみたら、意外とちゃんと炊けました。
水加減さえ慣れれば、問題なさそう。
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最近はロカボの食生活に変えたのと、お米の値段が高止まりしていることもあり、そこまでお米は食べていません。
お米を炊くのは週に1〜2回程度。
そんな生活リズムもあって、
「もう炊飯器なくてもいいね」という結論になりました。
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結果として、台所がスッキリ。
電化製品が1つ減るだけで、気持ちも軽くなるものです。
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ちなみに、価格を改めて見てみると、
炊飯器って今やメルカリで3000〜6000円。
スーパーで買うお米5kg(約5000円)とほぼ同じ値段です。
そう考えると、炊飯器って意外と安いんですよね。
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そんなことを思いながら、24年間も頑張ってくれた炊飯器さんに「おつかれさま」と感謝。
最後まで大切に使い切れたことが、何よりうれしかったです。
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今年は「モノ消費」から「コト消費=経験」にシフトチェンジしたいと思っています!