改めまして、わたくし、
「技術系の地方公務員」を40代前半で早期退職し、
「リモート・在宅会社員(+兼業主夫?+個人事業?)」へと転職した者です。
昨日、久しぶりの出張で、前職「技術系地方公務員」の大先輩にお会いいたしました。
その先輩とは同じ職場になったことはありませんでしたが、前職時代には大変厚意に、大変可愛がっていただきました。
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約2年ぶりの再会で、色々と楽しくお話させていただきました。
その中で、
「最近、若者の中途退職者が増えている」
との話題が。
先輩は「自分達が職場を魅力無いものにしてしまったんではないか」と責任を感じていらっしゃいましたが、、、
いえいえ、何をおっしゃいますか!
私はそうは思いません。
私の個人的な感覚としては、
「そういう時代になっただけだと思います」
という感想です。
(先輩には申し上げませんでしたが)
魔女の宅急便にて、
「この薬も私の代で終わりですわ」とぼやくキキのお母さんを、
「時代のせいですよ」と元気づける、あのおばあさんのように(ちょっと違う?)
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いま振り返っても、地方公務員は「良い」職業、(投資でいえばポジション?)だったと思います。
特にリーマンショック後やコロナ禍!
経済が大変な中、公務員だった私には給料もボーナスもきっちり支給され、
「本当にありがたいなあ」
「公務員はインデックス投資みたいなポジションだなあ」とつくづく思ったところです。
業務にも没頭でき、ありがたいことに人のご縁にも大変恵まれました。
「じゃあ、なんで辞めたの?」と思われた方は、こちらの連投シリーズをご覧ください↓
(自分の書いた連投シリーズを読み返すと、退職者が増えているのは「職場環境」よりも「その人の考え方次第」なのかな?という気もしました)
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将来、子供に「公務員ってどうなの?」と聞かれたら、
「あなたのやりたいことは?
やりたいことがたまたま公務員の仕事内容だったら、オススメするよ」
と答えたら良いのかなあと思っています↓
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マクロ的な視点から、勝手に「公務員職場」について考えてみると、
現在は、
▶ 少子高齢化、若者不足で、新規採用枠は定員割れの方向へ
▶ 若者の奪い合いになり、新規採用者の待遇は手厚くなっていく?
▶ 再任用枠、中途採用枠の拡大
▶ 若者は自分の人生設計をしっかり考えるようになっている?
(早期退職、転職、独立、FIも選択肢の1つとして捉えている)
将来的には、
▶ 転職、中途入社、早期退職、が当たり前に
▶ 公務員→別の仕事→公務員、というキャリアプランも一般的に?
▶ 日本全体の高齢化に伴い、地域の「雑多な事案」が一気に公務員へ?
(雑多な事案解決をAI等に期待したいところ)
▶ 1人当たりの業務量増加、多忙化、慢性的な人手不足により、公務の外部委託化、ロボット化が進む?
▶ 2040年ごろをピークに社会保険料や税金の負担が増えていく(社会全体で)?
所得面に限っては、「暮らしぶりが良くなる」実感を得にくくなる?
▶ 2040年~の「多死社会」を超えて、人口が急減(これは確実)
▶ シニア向け福祉・医療人材が余って他業種へ流入?
▶ 地方都市の消滅、合併、公務員の業務量も急減?人が要らなくなる?
▶ 早期退職者の「成れの果て(笑)」を見て、現役世代の考え方が変わる??
▶ やっぱり公務員を続けた方がいい、という時代に戻る??
そのころ地球がどうなっているか分かりませんが(^^;)
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ええっと、、、何の話でしたっけ??
そうそう、公務員の早期退職者が増えていることについてでしたが、
その原因は「職場環境、先輩方の責任」と言うよりは、
「そういう時代になったんだと思います」という、元公務員、一個人の意見でした。
ふんわりした着地で、本日は締めくくりたいと思います!
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「あんこ」のストックが切れたので、また電気圧力鍋で自作します!