日々の思考 PR

「公務員の早期退職者が増えている」という話を聞いて感じたこと

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

改めまして、わたくし、

「技術系の地方公務員」を40代前半で早期退職し、
「リモート・在宅会社員(+兼業主夫?+個人事業?)」へと転職した者です。

昨日、久しぶりの出張で、前職「技術系地方公務員」の大先輩にお会いいたしました。

その先輩とは同じ職場になったことはありませんでしたが、前職時代には大変厚意に、大変可愛がっていただきました。

.

約2年ぶりの再会で、色々と楽しくお話させていただきました。

その中で、
「最近、若者の中途退職者が増えている」
との話題が。

先輩は「自分達が職場を魅力無いものにしてしまったんではないか」と責任を感じていらっしゃいましたが、、、

いえいえ、何をおっしゃいますか!
私はそうは思いません。

私の個人的な感覚としては、
「そういう時代になっただけだと思います」
という感想です。

(先輩には申し上げませんでしたが)

魔女の宅急便にて、
「この薬も私の代で終わりですわ」とぼやくキキのお母さんを、

「時代のせいですよ」と元気づける、あのおばあさんのように(ちょっと違う?)

.

いま振り返っても、地方公務員は「良い」職業、(投資でいえばポジション?)だったと思います。

特にリーマンショック後やコロナ禍!
経済が大変な中、公務員だった私には給料もボーナスもきっちり支給され、
「本当にありがたいなあ」

「公務員はインデックス投資みたいなポジションだなあ」とつくづく思ったところです。

業務にも没頭でき、ありがたいことに人のご縁にも大変恵まれました。

「じゃあ、なんで辞めたの?」と思われた方は、こちらの連投シリーズをご覧ください↓

回顧録 家計簿歴約15年の始まりになった、人生初の家計簿

回顧録 私の職業は「不自由人」の代表格!?

回顧録 そしてパンドラの箱は開かれた

回顧録 私はこうして公務員を辞めました

(自分の書いた連投シリーズを読み返すと、退職者が増えているのは「職場環境」よりも「その人の考え方次第」なのかな?という気もしました)

.

将来、子供に「公務員ってどうなの?」と聞かれたら、

「あなたのやりたいことは?
やりたいことがたまたま公務員の仕事内容だったら、オススメするよ」

と答えたら良いのかなあと思っています↓

公務員を自分の子供に勧めるか?

.

マクロ的な視点から、勝手に「公務員職場」について考えてみると、

現在は、

▶ 少子高齢化、若者不足で、新規採用枠は定員割れの方向へ

▶ 若者の奪い合いになり、新規採用者の待遇は手厚くなっていく?

▶ 再任用枠、中途採用枠の拡大

▶ 若者は自分の人生設計をしっかり考えるようになっている?
(早期退職、転職、独立、FIも選択肢の1つとして捉えている)

 

将来的には、

▶ 転職、中途入社、早期退職、が当たり前に

▶ 公務員→別の仕事→公務員、というキャリアプランも一般的に?

▶ 日本全体の高齢化に伴い、地域の「雑多な事案」が一気に公務員へ?
(雑多な事案解決をAI等に期待したいところ)

▶ 1人当たりの業務量増加、多忙化、慢性的な人手不足により、公務の外部委託化、ロボット化が進む?

▶ 2040年ごろをピークに社会保険料や税金の負担が増えていく(社会全体で)?
所得面に限っては、「暮らしぶりが良くなる」実感を得にくくなる?

▶ 2040年~の「多死社会」を超えて、人口が急減(これは確実)

▶ シニア向け福祉・医療人材が余って他業種へ流入?

▶ 地方都市の消滅、合併、公務員の業務量も急減?人が要らなくなる?

▶ 早期退職者の「成れの果て(笑)」を見て、現役世代の考え方が変わる??

▶ やっぱり公務員を続けた方がいい、という時代に戻る??
そのころ地球がどうなっているか分かりませんが(^^;)

.

ええっと、、、何の話でしたっけ??

そうそう、公務員の早期退職者が増えていることについてでしたが、

その原因は「職場環境、先輩方の責任」と言うよりは、

「そういう時代になったんだと思います」という、元公務員、一個人の意見でした。

ふんわりした着地で、本日は締めくくりたいと思います!

.

「あんこ」のストックが切れたので、また電気圧力鍋で自作します!

小豆から「あんこ」を作りました ニトリの電気圧力鍋で