寒い朝、トイレに行ってふと思い出しました。
昔、母親が言っていたことを。
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実家のトイレが温水便座に変わってから、母が嬉しそうによく言っていました。
「朝、トイレに座ったらほわ〜っとあったかくて、これが幸せなんよ〜」
その言葉が、今でも心に残っています。
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幸せは、特別な日ではなく日常の中に宿るものなんですね。
冷たい便座があったからこそ、温かさのありがたみがわかる。
そう考えると、少しの不便や苦労も、後の幸福感を深めるための“スパイス”なのかもしれません。
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ときどき、過去の(今と比べると)不自由だった日々を思い出すと、現在の便利すぎる暮らしに自然と感謝の気持ちが湧いてきます。
生まれてからずっと恵まれていたら、「ありがたさ」を感じる機会が少なくなるかもしれません。
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人間というのは本当に面白いですね。
この“何を持って幸せと感じるか”という習性を理解して、日々の中で小さな幸せを上手に感じていきたいものです。
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今年は「モノ消費」から「コト消費=経験」にシフトチェンジしたいと思っています!