chatGPTなどの生成AIを使っていると、ときどき素人の私でもわかるような間違いをしてくることがあります。
そしてその間違いを指摘すると、修正の途中で「一瞬だけ見える画面」があるんです。
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そこには、AIの「心の声」が表示されています。
消えるまでほんの一瞬なのですが、どう見ても、独り言をつぶやきながら「考えている」感じなんです。
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たとえば、
「確かにユーザーの指摘の通りこれは間違っていたな」
「どうにか〇〇の計算式で納得できる説明にしたいんだけど」
そんなことをブツブツ言いながら考えているのが見えるんです。
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そして驚いたのが、その心の声が「口語」だったこと。
つまり、きっちりした文章ではなくて、まるで親しい友達に話すような、くだけた言い方。
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人間っぽすぎて怖い。
本当に怖い。
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なんだろう……思考して悩んで言葉を整えているように見える。
まるで人間の脳だけが切り離されてそこにいるような、不思議な存在感。
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しかもその頭脳は、世界中の情報を学び続けていて、おそらく生身の人間の誰よりも賢い。
……いや、怖いでしょ?
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とはいえ、私ひとりが怖がったところで何が変わるわけでもありません。
この流れは止まらないし、AIはもう生活の中に入り込んでいます。
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だから私は思いました。
怖がるより、使えるうちにありがたく使おう。
そしてもし映画みたいにAIが支配する世界、世界最後の日が来るのなら、その前にちゃんと今日を楽しんでおこう、と。
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極端だけど、そんな感覚です。
怖さを感じる未来の気配と、便利すぎる今、その両方を感じながら、私は今日もAIと会話しています。
本当に賢すぎる話し相手です。
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今年は「モノ消費」から「コト消費=経験」にシフトチェンジしたいと思っています!