家計管理

回顧録 そしてパンドラの箱は開かれた

回顧録、昨日からの続きです

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20代で公務員となり

着任早々、目の前のコワモテパイセンから勧められて家計簿をつけ始め

業務で「経営指導」もあったため、お金の勉強を継続し

そのうち「ユダヤ人大富豪の教え」という本に出会いました

その中で、「不自由人=会社員・公務員」という文章を目にし

衝撃を受けた私、、、

そして、続刊の「ユダヤ人大富豪の教えⅡ」もすでに購入していたため

そちらも読み進めることになりました

さてさて、、、

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最初に読んだ「ユダヤ人大富豪の教えⅠ」は

小説調で読みやすく書かれているため

サラサラと読み進めてしまいます

したがって、実際に自分が手を動かして

「紙とペンでワークをする」ということはありませんでした

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「ユダヤ人大富豪の教えⅡ」も同様に読みやすいため

途中までサラサラと読んでいましたが

「これは自分でやってみなければ!」というワークが

幸か不幸か、出てきてしまいました

それは本書のレッスン9
「人生を変える知恵を学ぶ」
というセクションでした

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※以下 本書より引用

「①自分がこのままいけば、どうなるのかをありありとイメージする

中略

③なりたい自分をイメージする

中略

⑤今すぐできる行動リストをつくる」

※引用終わり

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はい、わたくし、素直にこれを作ってしまいました

素直さには定評があります(自称)

そして、こういうの好きなんです!

スマホのメモ機能に、自己分析と行動リストを入力し

常に持ち歩きながら、

行動できたらリストを潰し、

必要があれば自己分析をアップデートしておりました

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最初は

「こんな環境で暮らしたい」

「こんなことがやってみたい」

というところから始まりましたが、

やっているうちに、どうしても具体的になってきてしまいます

そして、私の場合は

「自分の望む方向は、今とは違う」ということに気づき出し、

それを考えないようにしても、現実と理想とのギャップが大きくなってきたように思います

これが後々の

「公務員を40代前半で早期退職」という行為に繋がったと思っています

パンドラの箱は開かれました

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ちなみに、こちらの
「なりたい自分を明確にして、行動リストを作り、行動する」
というワークですが、

「不自由人=従業員」という内容と同様に、

お金関係の書籍には度々登場します

きっと「ユダヤ人大富豪の教えⅡ」を読まなくても

他の本で同じ内容を目にしたことでしょう

情報社会の現在、自分の興味ある情報を遮断することは不可能です

なるべくして、なったと思っています

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なお、「ユダヤ人大富豪の教えⅡ」には

同シリーズⅠで述べられていた「不自由人= 会社員・公務員」

という内容とは矛盾した記載があります

※以下、「ユダヤ人大富豪の教えⅡ」より引用

「世の中には、お金に全く関心を持たずに生活している人たちがいるのだよ。

中略

大学の教授、学校の先生、公務員などの職業の人たちにはそういう人がいるね。

自分の研究対象であるアメーバの成長のほうが、(中略)よっぽど気になるのだ。」

※引用ここまで

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これには激しく同意できました

私も一公務員でしたが、

ありがたいことに、業務内容に没頭できる期間が長く

家計管理をしつつも、お金のことを考えすぎずに済みました

焦らず、「お金」との適度なバランスが取れ、

これは非常に幸運なことだったと思っています

(温かく、育て、支えてくださった職場の皆様方のおかげです)

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そんなこんなで

「人生を変える行動リスト」を持ち歩きながらも

その後しばらく公務員生活が続きました

最近、昔作った「10年ライフプラン」を引っ張り出して見返すと

どうも40代後半までは公務員を続けるつもりだったようです
(40代後半には辞めようと思っていたわけですね(汗))

正直、「よし、辞めよう!」と退職を決断した日も

その1週間前は「あと何年か公務員を続けるだろうな」

と思っておりました

(急な申し出で職場の方々にご迷惑をおかけしたことを、今更ながらお詫び申し上げます)

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というわけで

パンドラの箱を開けたきっかけは、書籍からの情報でした

今日はこの辺でおしまいにします

せっかくなので、退職を決断した時のことも回顧したいと思います

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私はⅠよりⅡの方が好きです↓