読書記録

事例から考える 年収150万円で充実感を持って生きる要素とは 読書記録

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年収150万円で充実感を持って生きる要素とは
・自分の中で、お金を使わなくても満足できること、遊びを知っている
・「安く調達できる」選択肢をたくさん持っている
・ここはお金を使う!という項目を決めている
・同じ価値観の仲間との繋がりが強い
・貯金がないことを不安に思わない

 

読書記録です

最貧困女子
鈴木大介 氏著

「低所得でも充実して生活する「プア充女子」」
の項目だけ読みました

事前の口コミで
「あまりに辛くて最後まで読めない」という話を聞いており
全てを読む 勇気が 私にはありませんでしたので、、、

プア充女子
事例は2014年当時で
年収150万円程度
地元で一人暮らし
20代
の女性でした

先に【注意】として著者の言葉を引用します
「このように所得が少なくても充実して生活するような人が増えるほど、同じ所得層にあるにもかかわらず 貧困状態にある女性は無理解 と批判のターゲットになってしまう

「同じ月収できちんとやれてる人がいるのに、やれない人間には努力や工夫が足りないのではないか」、という批判

しかし、それは間違っている」
※一部私が意訳

低所得が美化される世の中は、やっぱりよろしくないですし、寂しいと思います
以下はあくまでも、低所得だけど充実して暮らしている「特殊な事例」に対して
「お金と幸せとは何だろう」と私が考えたことですので
ご了承ください

前置きが長くなりましたが
「プア充女子」
この項目を読んで私が感じたのは、、、

年収150万円で充実感を持って生きる要素として
・自分の中で、お金を使わなくても満足できること、遊びを知っている
・「安く調達できる」選択肢をたくさん持っている
・ここはお金を使う!という項目を決めている
・同じ価値観の仲間との繋がりが強い
・貯金がないことを不安に思わない

といったことでした

このような事例では「仲間との繋がりの強さ」が注目されると思いますが
それでは 人付き合いの苦手な方は苦しいです

私個人としては
・「足るを知る」を知っている
・「自分の幸せに対しての軸」をしっかり持っている
・お金をかけずに生活できる力が強い
というところが大事かなと思いました

自分の幸せの軸を知るには
いろんな人たちの暮らしぶりをよく見て
自分なりに比較・検討してみると良いかもしれません

読んでいる途中、
「引っ越しなんかデカい車持ってる男に頼めば瞬殺です。私荷物少ないし」
※本書より引用
の部分であまりのたくましさに吹き出してしまい、
隣から妻に
「そんな笑える本じゃないでしょ!」
と怒られてしまいました(汗)

非常に重たいテーマの本ですが
Amazonの評価は高評価でしたので
一読されてみてはいかがでしょうか

【以下、Amazonより引用】
働く単身女性の3分の1が年収114万円未満。中でも10〜20代女性を特に「貧困女子」と呼んでいる。しかし、さらに目も当てられないような地獄でもがき苦しむ女性たちがいる。それが、家族・地域・制度(社会保障制度)という三つの縁をなくし、セックスワーク(売春や性風俗)で日銭を稼ぐしかない「最貧困女子」だ。可視化されにくい彼女らの抱えた苦しみや痛みを、最底辺フィールドワーカーが活写、問題をえぐり出す!【引用終わり】

 

(Instagramで2023年9月に投稿した内容の再掲です)