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昆虫少年だった頃を思い出しながら、また虫たちに興味を持ち始めた話

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幼少期、小学校3年生くらいまでは昆虫採集に夢中でした。

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バッタ。

テントウムシ。

セミ。

トンボ。

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虫とり網と虫かごを持って、毎日のように外を歩き回っていました。

今でも、当時よく通っていた公園の景色をはっきり思い出せます。

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ほんの少し茂みがあるだけで気になって仕方ありません。

草むらに足を踏み入れ、飛び立つ虫たちの中にバッタや甲虫はいないかと目を凝らして探していました。

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今振り返ると、あの情熱は一体何だったのでしょう。

珍しい虫を見つけたい。

捕まえたい。

観察したい。

もしかすると、本能的、狩猟本能みたいなものに近いものがあったのかもしれません。

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やがて成長するにつれて、興味の対象はゲームへと移っていきました。

気づけば昆虫少年だった時代はいつの間にか終わっていました。

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それから何十年も経ちました。

ところが最近、思いがけないご縁もあって、再び虫たちへの興味が強くなっています。

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興味を持ってじっくり観察してみると、虫たちは驚くほど魅力的です。

羽や体に描かれた模様。

つぶらな瞳。

独特な動き。

今まで見過ごしていたものが次々と目に入るようになりました。

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特に甲虫の美しさには驚かされます。

艶やかな体が光を受けてキラキラと反射します。

私は磁器や革靴が好きなのですが、考えてみると共通点があります。

それは「美しく光を反射すること」です。

磨き込まれた革靴。

釉薬のかかった磁器。

そして甲虫の体。

どれも光の当たり方で表情が変わり、思わず見入ってしまいます。

もしかすると、自分が惹かれる理由には共通する何かがあるのかもしれません。

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面白いことに、虫に興味を持つと世界が少し変わって見えます。

道端の草むら。

公園の木々。

庭先の植え込み。

今までは何もないと思っていた場所に、たくさんの虫たちが暮らしています。

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興味の対象がひとつ増えるだけで、日常の中に発見が増えます。

しかも虫たちは身近な存在なので、特別な準備も必要ありません。

散歩の途中でも観察できます。

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子どもの頃に夢中になっていたものが、大人になってからまた別の形で戻ってくる。

そんなこともあるのだなと思いました。

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身の回りには、まだまだ知らない面白い世界がたくさんあります。

虫たちへの興味も、そのひとつです。

これから少しずつ観察を続けながら、幼少期はできなかった、大人だからこそできる、新しい発見を楽しんでいきたいと思います。

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今年は「すでに持っているもの」を、愛着を持って使い倒します!