私は九州に住んでいます。
そのため、出張で東日本や北海道へ行くと、街の空気感の違いを強く感じます。
気温。
湿度。
景色。
食べ物。
色々な違いがありますが、最近は特に「道端の草花」が気になるようになりました。
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若い頃は、旅先では人の多さや街並み、ファッションなどに目が向いていました。
「都会だな」
「おしゃれな人が多いな」
そんなことを考えながら歩いていた気がします。
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しかし最近は、なぜか足元を見ることが増えました。
道端に生えている草花。
植え込み。
雑草の種類。
そういう小さな自然の違いが面白く感じます。
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特に、東日本や北海道のような涼しい地域へ行くと、九州とはかなり雰囲気が違います。
草花の色合いも少し違う気がしますし、全体的に「涼しい地域の植物」という感じがあります。
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先日、北海道へ出張した時も、とても印象的でした。
街を歩いているだけなのに、まるでイングリッシュガーデンのような可愛らしい草花があちこちに見られます。
特別な植物園へ行かなくても、普通の道沿いがすでに美しいのです。
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そして、一番驚いたのは、たんぽぽでした。
「たんぽぽって、こんなに大きくなるの!?」
と思うほど、大きなたんぽぽが咲いていました。
同じ名前の植物なのに、地域が変わるだけでこんなに違うのかと驚きました。
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こういう発見をしていると、旅の楽しみ方も少しずつ変わってきたなと思います。
若い頃は、「どこへ行くか」が大事でした。
でも最近は、「その土地で何を感じるか」の方が面白くなってきました。
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特に自然は、その土地ごとの個性がよく出ます。
気候。
水。
気温。
積み重なった環境の違いが、草花にも現れているのだと思います。
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しかも、こういう楽しみ方は特別な費用も必要ありません。
ただ歩きながら、少し足元を見るだけです。
それだけで、その土地らしさを感じられます。
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歳を重ねると、楽しみ方も変わるのだなと思います。
以前は気にも留めなかったものが、今では旅の大きな楽しみになっています。
新しい趣味というほど大げさではありませんが、「自然を見る楽しさ」が増えたことを、少し嬉しく感じています。
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今年は「すでに持っているもの」を、愛着を持って使い倒します!