今日は家族の用事があり、とても久しぶりに街へ出かけました。
家族が用事を済ませている間、約1時間ほど自由に過ごせる時間ができました。
.
こういう時間の過ごし方は人それぞれだと思います。
ショッピングを楽しむ人もいれば、カフェでゆっくり過ごす人もいるでしょう。
私はというと、実店舗を見て回ることも、一人でカフェに入ることもあまり落ち着きません。
そこで、クーラーの効いた駅の休憩スペースで読書を楽しむことにしました。
.
この場所は、15年以上前によく街へ遊びに来ていた頃、あちこち歩き回る中で偶然見つけたお気に入りの場所です。
街中には気軽に座って休める場所が意外と少ないので、私にとってはとても貴重な場所です。
以前はカフェが併設されていましたが、今は無くなっており、その分、椅子やテーブルが増設されていました。
誰でも利用しやすい空間になっています。
.
周りを見渡すと、旅行客だけでなく、勉強をしている学生さんの姿も見かけました。
「こんな場所を見つけて上手に活用しているんだな」と感心しながら、私も柔らかなクッションのある長椅子に腰掛け、昨日図書館で借りた文庫本を開きました。
.
しばらく本の世界に没頭し、ふと顔を上げると、目の前には大きなガラス張りの窓が広がっています。
直射日光は入らず、明るく開放的な空間です。
遠くの景色をぼんやり眺めながら、本の内容をゆっくりと思い返し、また静かにページをめくる。
そんな時間がとても心地よく感じられました。
.
自分が落ち着ける場所で、自分の好きな本を読む。
それは、とても贅沢な時間の使い方でした。
何か成果や結果を求めるわけでもなく、心地よく人生の一部を”使う”感覚がありました。
ゆったりと時間を”溶かしていく”、それもなかなか良いものです。
.
しばらくすると家族から連絡が入り、無事に合流して一緒にランチを楽しみました。
一人で過ごす静かな時間と、家族と過ごすにぎやかな時間。
そのどちらも味わうことができ、とても素敵なお出かけになりました。
.
今年は「すでに持っているもの」を、愛着を持って使い倒します!