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金利が上がっていく中で、個人ができることは何かを考えてみました

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本日も「ゆる自炊」から脱線して、、、

日本銀行から追加利上げが発表されましたが、

利上げによって生じる、私たちの生活の変化をイメージ
したいと思います。

また、利上げによって変化する生活の中で、
▶ 自分がコントロールできること
▶ 自分がコントロールできないこと
を分けて考えたいと思います。

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利上げにより、私たちの生活に何が起こるのでしょうか?
イメージしやすいのは、次のようなことだと思います↓

・預金金利の上昇 → 貯金をしておくと利子が殖えやすくなる

・(変動)国債金利の上昇 → (変動)国債を保有すると利子が殖えやすくなる

・(変動)ローン金利の上昇 → (変動)ローン返済額が多くなる

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以下は、私の個人的な見方ですが、、、

▶ 金利が上昇していくと、「貯蓄のある人」は家計が有利に、「借金のある人」は不利になる

借金は、場合によっては「投資の一部」という側面もあると思いますので、
その場合は
「金利上昇局面では、キャッシュポジションを厚めにしておくほど有利」
と言い換えられるかもしれません。

総務省の家計調査を眺めると
全世代の平均値では「貯蓄>借金」の世帯が多いように見えますが、

世代別に見ると、
・若い世代ほど住宅ローン借入残高が多く、「負債超過」=借金が多い
・シニア世代では住宅ローン返済+退職金などで「貯蓄が多い」
というように
金利上昇局面では若い世代ほど苦しい状況になりそうです。

参考にどうぞ↓
家計の「資産」と「負債」を可視化しよう!   ⑦まとめ 世代別の平均値を「見える化」しました

以下の記事内の「図表3」でも、若い世代ほど、家計への負担が増す様子が図示されています↓

参考:日銀の追加利上げが家計に及ぼす影響(Mizuho RT EXPRESS)
https://www.mizuho-rt.co.jp/publication/2025/research_0003.html

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その他、為替の変化もイメージしてみると、

・日本が利上げ、アメリカが利下げで日米金利差が縮小すると → 円高になる(かも?)
・円高になると → 輸入コストが下がる、輸出コストは上がる
・輸入コストが下がる → エネルギーや商品価格が下がる?
・国内向け産業は輸入による原材料費が下がる → 賃上げ余力が増す?
・輸出産業は商品輸出コストが上がる → 賃上げ余力が減る?

このような感じでしょうか?

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ここまでを踏まえて、
一個人がコントロールできないことを考えてみます。

▶ 個人がコントロールできないこと
・預金利息、変動国債利息、住宅ローン金利はコントロールできない
・為替(円高、円安)はコントロールできない
・エネルギー、商品の値段はコントロールできない
・会社からもらえる賃金はコントロールできない

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続いて、個人がコントロールできることに注目してみます。

▶ 個人がコントロールできること:支出について
・家計の収支を把握する
・何に支出し、何に支出しないかを明確にする
・利用中のサービスを見直す
・支出項目に優先順位をつける
・「所有したい物」に優先順位をつける
・「住宅所有」の優先度が低ければ、住宅について考える

▶ 個人がコントロールできること:収入について
・「働き方」、「職場」、「職業」、「収入源」を見直す

▶ 個人がコントロールできること:「立場」について
利上げで有利になる立場は「借金が少なく、貯蓄が多い」立場だと思うので
・可能な限り「手残り=収入―支出」を確保する
・ローン残高を可能な限り減らす
・(余裕があれば)預貯金、変動国債の所有率を増やす
・(余裕があれば)新NISA等の枠で長期運用する

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金利が上がると、個人や世帯にどのような影響があるのか。

また、自分にできることは何か。

つらつらと整理してみました。

自炊すると「食費という支出」をコントロールできます。

自動調理器を使った「ゆる自炊」は継続もしやすいのでオススメです!

、、、と無理やり「ゆる自炊」につなげて、
本日は終わりにしたいと思います!

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私が使っている「電気調理器具」はこちらの2点です↓