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ルールより「ナッジ」が効いた、小さなゴミ箱の話

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「大掛かりな変更をするほどでもないけれど、なんだか不便だな」と感じること、ありませんか。

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家の中を見渡してみると、そういう小さな違和感がいくつも見つかります。

普段は見過ごしてしまいますが、よく考えると少しの工夫で良くなりそうなものばかりです。

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我が家にも、気になっていたことが色々とありました。

例えばそのひとつ、食卓のすぐ近くにゴミ箱がないことでした。

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食事のときに出たゴミは、各自が台所のゴミ箱まで持っていくというルールにしていました。

シンプルで良さそうに見えますが、実際にはあまりうまくいきませんでした。

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気づけば、私がまとめて回収して台所に運ぶのが日常になっていました。

「まあいいか」と思いながらも、どうにかしたいな、という状態です。

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最初は少し大げさに、「食卓から台所まで運んでくれるロボットがあればいい!」と考えました。

早速このようなロボットを調べてみると、ちゃんと販売されていましたが、その価格は数十万円!

これはさすがに現実的ではありませんでした。

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そこで、もっとシンプルな方法を考えることにしました。

100円ショップでテーブルに取り付けられるフックを購入し、小さなゴミ袋を引っ掛けることにしたのです。

家族の人数分設置して、それぞれの手の届く場所にゴミ袋がある状態にしました。

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ゴミ袋をあえて小さくしたのもポイントです。

大きいと交換が面倒になり、結局ため込んでしまう気がしたからです。

さらに、交換用のゴミ袋もすぐ手に取れる場所にまとめて引っ掛けておくことにしました。

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すると、どうでしょう!

誰かに言われなくても、各自が自然とゴミを捨てるようになりました。

ルールを守らせようとするよりも、「捨てやすい状態」を作っただけで行動が変わったのです。

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妻からは、「これはいいアイデアだね」とお褒めの言葉をいただきました♪

こういう一言は、素直にうれしいものです。

思わず「これをナッジという!」と、得意げに宣言してしまいました。

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ナッジというのは、強制せずに自然と良い行動に導く工夫のことです。

ルールで縛るのではなく、環境を整えて行動しやすくするイメージです。

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この考え方は、以前公務員として働いていたときの研修で学びました。

仕事の中で学んだことが、こうして日常生活で役立つのは、ありがたいことだなあと思います。

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大きな改善でなくても、小さな工夫で暮らしは少しずつ良くなる実感を得られました。

「ルールでなんとかしよう」と思ったときほど、一度立ち止まって「やりやすい形にできないか」を考えてみる。

それだけで、意外とうまくいくことがあるかもしれません。

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これからも、そんな小さなナッジを楽しみながら探していきたいと思います。

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今年は「すでに持っているもの」を、愛着を持って使い倒します!